イライラする更年期障害

更年期とは、女性の閉経前後5年間の間をさします。

閉経前後にはホルモンバランスが崩れるため頭痛やイライラ、発汗などあらゆる症状を引き起こします。

◆病態生理

黄体からのエストロゲンの分泌低下により、脳からゴナドトロピンが過剰産生されることによって生じると言われ、治療としてはエストロゲンやプロゲステロンと言ったホルモン補充を行うことによってバランスを整えます。

◆ホルモン療法の副作用

ホルモンを補充することによるデメリットもあるのは知っておく必要があります。
以下の患者さんではホルモン補充療法は行えなません。
・エストロゲン依存性の悪性腫瘍がある
・肝機能障害がある
・血栓性疾患がある
・ポルフィリン症の方

そんな方々や、どうしてもホルモン療法に懸念がある方にアロマを使って見ることをご提案します。