マンダリン

【製油の特徴】

マンダリンは白い花を咲かせるインド中国が原産の常緑低木。柑橘系の精油の中でも特に甘くてフルーティーな香りがする精油。香りが大変良く、香水の原料やアイスクリームやケーキなど製菓材料としても使用される。

日本では、ポンカンやデコポンがマンダリンと同じ仲間である。

 d-リモネン(60~80%)

γ-テルピネン(15~20%)

α-ピネン(~3%)

ミルセン(微量)

β-ピネン(微量)

【香り】

トップノート

フルーティーな強くて甘い香り

【主な作用】

漢方薬ではマンダリンの皮を乾燥させたものを「陳皮」と呼び、健胃や発汗、咳止めの薬として使用している。

【注意】

光毒性がほとんどなく、安全に使用できることからフランスでは「子どものための精油」と呼ばれる

モネンという成分が酸化し、皮膚を刺激する恐れがある