湿疹対策と改善

手湿疹は、日常的にありふれた疾患であり診断は容易であるが、発症すると難治性のことが多い。アトピー性皮膚炎や医療従事者・美容師などの職種、頻回な手洗いなどの生活習慣が発症の大きな要因となる。


◆病態生理

アトピー性皮膚炎の概念・定義は「アトピー性皮膚炎は増悪・寛解を繰り返す 痒(痒み)のある湿疹を主病変とする疾患であり、患者の多くはアトピー素因を持つ」1)とされている。ここでアトピー素因というのは、1)気管支喘息、アレルギー性鼻炎・結膜炎、アトピー性皮膚炎などの家族歴・既往歴があるか、あるいは2)IgE抗体を産生しやすい体質をいう。すなわち、アトピー性皮膚炎は気管支喘息やアレルギー性鼻炎・結膜炎等を合併しやすい疾患といえる。無論これらの疾患の症状はそれぞれ全く異なるが、これら疾患が発症する基本的メカニズムには共通したところがあると考えられている。

一方、アトピー性皮膚炎には2つのタイプがあるとの考えもある。1つはいろいろな抗原に感

作されてIgE抗体を産生するタイプで多くは(70~80%)このタイプといわれている。他の20~30%はあまりIgE抗体を産生しない群と考えられている。臨床的には両者の区別は明らかではない。

◆薬の副作用

治療には、原因物質からの回避、非特異的な刺激物からの防御としての保湿、外用薬を用いた治療が挙げられる。

接触アレルゲンの防御としては、パッチテストで原因アレルゲンを確定し、その物質からの防御を目的に保護手袋を着用する。

保護保湿の軟膏・クリームの外用を励行する。

急性皮膚炎に対しては、ベリーストロング以上のステロイド外用薬ないしはステロイド外用後プラスチック手袋着用による密封療法(ODT)を用いて急性の炎症を鎮静化させる。

改善が難しく、結果的にステロイドの過度な使用継続によりステロイドの副作用が出てします。


《アロマの使用方法》

ゼラニウム・エジプト 4滴 

ラベンダー・スピカ 5滴

ローズマリー・ベルベノン 5滴

ラベンダー・アングスティフォリア 4滴

シアバター 15g

ジェル基材 10ml


滑らかでみずみずしいお肌のために、オーツ麦、ココナッツオイル、ローマンカモミール、オリーブオイルがこのレシピには含まれています。この化学成分を含まない天然成分だけのレシピで湿疹を改善し、素晴らしいお肌を取り戻して下さい。