うつ状態の改善

うつ状態とは、エネルギーが不足することにより脳のシステムに滞りが生じている状態であると表現できます。うつ状態になると感情頓麻、眠気、意欲低下、性欲低下などの症状が出始めます。重症度によっては周囲の人との関係が悪化してしまったり、社会に馴染めなくなってしまったりすることもあります。

うつには気分が落ち込むだけの単極性と落ち込む時ととても元気になる双極性の2タイプがあり、さらにこれらの重症度によってそれぞれの鬱の症状が決まります。
ただ、ある状態がずっと続くわけではないところがうつの難しいところです。

その時のうつのタイプや症状によって、環境や生活を変えるなどの工夫が必要になります。

また、原因は非常に多く存在するためうつに備えることも非常に難しいです。


◆薬のはなし
うつ状態には、抗うつ薬を用います。抗うつ薬には色々な作用機序や成分があるため、医師と相談してその時にあった薬を選んでいきます。ただし、抗うつ薬は徐々に効果が実感できる薬が多いのではじめは辛い時期があるかもしれません。症状が改善してきても、基本的には薬との長い付き合いが必要です。
また、不安から不眠になる方も少なくありません。その時には睡眠導入剤などが処方されます。

不安や不眠が強くなってくると、薬が合わなくなったり、少量では足りなくなってきたりするためさらに求めるようになってしまう可能性があります。

そうなるとさらなる不安状態に陥ってしまう可能性もあるので、医師とよく相談することが非常に重要です。


《アロマの使用方法》